ファスティングと断食って同じでしょ？

ファスティングを酵素断食という呼び方をする方もいて、ファスティングと断食は同じものだという認識の方も多いのです。

でも厳密には違うものなのです。

どちらも行うとダイエット効果が期待出来るのですが、どういった違いがあるのでしょうか？

断食とは、字の通り食事を断つということ、いわば絶食です。

僧侶の修行の中にも断食は取り入れられ、六感を研ぎ澄ます精神修行として行われていました。

どちらかというと目的は「精神面を鍛える」ことにあるのが断食です。

ファスティングは、通常の食事をストップして、最低限の栄養素を摂取しながら胃や腸を休ませていきます。

食べないことで普段からハードに活動している消化器官が休まるため、めぐりめぐって「体調が整う」という効果があるのです。

断食とファステイングは、目的が違うのです。

精神面を鍛えるための断食は、体をケアしながら行うファスティングとは違い、健康に害を及ぼす恐れがあり、本来は素人判断で手を出せるものではありません。

たとえ断食によって大幅減量を成功させたとしても、体に及ぼしたダメージにはかなりのものがあるでしょう。

もちろん医師の判断で断食が療法として取り入れられている場合もありますが。やはり医師がフォローしているからこその「断食」なのです。

ファスティングの場合は、栄養素として酵素ドリンク・サプリメントを使用して行うことが一般的です。

現在さまざまな酵素ドリンク・サプリメントが発売されていますが、それぞれに特徴があり、目移りしてしまうほどです。

プラセンタやレスベラトロールといった注目の美容成分が配合されているものもあり、酵素プラスの効果が得られるのはもう当たり前になってきました。

また、ファスティングはいろいろなやり方で生活に取り入れることが出来るのも魅力の一つです。

朝だけ置き換える「朝だけファスティング」や週末を集中的に3食とも置き換える「短期集中ファスティング」など、自分のやりやすい形で行えるのも手軽ですね。